1.レーザー脱毛とは
毛に含まれるメラニンにレーザー光が吸収され、熱変換により毛やその周囲が破壊されることにより毛が減っていきます。
毛は成長期と休止期があり、成長期の毛はレーザーにより破壊されますが、休止期の毛包や抜いた部分の毛包は毛がないために、いくらレーザーを照射しても効果がありません。そのため定期的に何回かのレーザー照射が必要となります。

2.治療に影響する皮膚状態
1)日焼けしている皮膚
軽い日焼け程度であればレーザー治療はできますが、日焼けしたばかりの皮膚や濃く焼けた皮膚はレーザー照射によりトラブルや生じますし、治療効果も落ちますので日焼けが落ち着いてから出ないとレーザー治療はできません。

2)日常のムダ毛処理法がレーザー脱毛に及ぼす影響
皮下に毛が存在しないとレーザーの効果がありません。従って、毛を抜いている場合には皮下に毛が存在せず、レーザーの効果が期待できません。そのような場合には剃毛処理に切り替えてください。抜いた毛の部分が再生するまで数ヶ月待ってからでないとレーザー脱毛は行えません。また、脱色しているとレーザーの効果は落ちますのでやめてください。

3.レーザー脱毛のための前処置
レーザーのよる脱毛をしたい部分はレーザーを当てる前には、毛を剃っておく必要があります。

4.レーザー後の処置、経過
レーザー照射した部位は軽く赤くなります。1時間程度冷やしてから、日焼けのようなひりひりした感触も数時間で消失します。
レーザーをした日は感染予防のため入浴はシャワー浴程度にしてください。
レーザー照射した部位はなるべく日焼けしないようにしてください。日焼けによって色素沈着が起こる可能性がありますので、日焼け止めなどで日焼けしないことが重要です。
レーザー照射後2週間〜3ヶ月に、毛のう部分に色素沈着が見られることがあります。
ほとんどは日焼けをしないようにすることで1〜2ヶ月程度で消失します。
当院のレーザーによる脱毛では、治療後1〜2週間は剃毛した部分の毛が伸びてきます。
一見してレーザー脱毛の効果がないように見えますが、多くの場合は2週間程度経過した後、伸びた毛が脱落したり、つまんで引くと痛みもなく抜ける、といった状態になります。

5.脱毛効果と治療間隔
臨床効果は、3回の治療による平均減毛率は48%、5回の治療では平均減毛率80%というデータが出ています。ただし効果には個人差があります。
治療間隔は毛の濃さによって違いますが、おおよそ4〜6週間です。

6.レーザーの照射時間と料金
両脇で1回約5分、膝下(両側)で20〜30分程度です。

レーザー脱毛はすべて保険適応外(自費診療)となります。料金は部位、回数によって料金は違いますので、クリニックにご確認ください。
 
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