赤あざには、単純性血管腫、いちご状血管腫、毛細血管拡張症などがあります。
一般には色素レーザーを照射します。
1. 単純性血管腫
生まれたときからあるものが多く、自然には消えない血管腫。浅いものと深いものがあり、浅いものにはレーザーがよく効きますが、深いものは薄くはなるものの完全には消えない場合があります。小さいうちにレーザー治療をしたほうが効果は高いと思われます。
2. いちご状血管腫
生まれたときから、あるいは生まれて少ししてから出てくるもので、平らなものと、どんどんと大きく盛り上がってくるものがあります。自然と消えるものもありますが、消えないものもあり、また盛り上がったものは色は消えても醜い痕が残ることがあります。そのため早期からの色素レーザー治療を勧めます。
3. 毛細血管拡張症
鼻や頬に拡張した血管がみられるタイプと、赤ら顔とよばれる頬全体が赤くなるタイプなどがあります。色素レーザーあるいはロングパルスYAGレーザーにより1〜2回の照射にてきれいになります。
単純性血管腫、いちご状血管腫、毛細血管拡張症に対する色素レーザーの治療は保険適応ですのでお気軽にご相談ください。
|